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痛くないうちに歯医者へ行く理由

こんにちは 歯科医師の烏山です。

7月も後半に入り暑さも本格的になってきました。

暑い日が続くとアイスがおいしいですよね。

そんなとき、歯に違和感を感じたことはありませんか?

ただの知覚過敏だと思って「もう少し痛くなってから歯医者へ行けばいいや」と思っていませんか?

実は、痛みが出るころには治療が大きくなってしまうことが多いのです。

今回は、痛くないうちに歯科医院へ行く大切さをわかりやすくお伝えします

 


 

 

1️⃣ 痛みが出るころには進行している

 

虫歯や歯周病は、初期のうちはほとんど痛みが出ません。

痛みが出るのは、虫歯が神経の近くまで進んでいたり、歯周病で歯を支える骨が大きく減ってしまったりした状態です。治療が大がかりになり、神経を取ったり、抜歯が必要になることもあります。

 


 

 

2️⃣ 治療が簡単で痛みも少なく済む

 

痛くない段階で見つかる虫歯や歯周病は、削る量が少なくて済み、治療の痛みも軽減できます。

また治療回数や費用も少なくなる可能性が高いため、患者さん自身の負担も軽くなります。

 


 

 

3️⃣ 歯を守ることができる

 

歯は削るたびに弱くなります。痛みが出てから削る治療を繰り返すと、将来的に歯を失うリスクが高まります。

痛みがないうちに定期検診とクリーニングを受けることは、歯を長く守る最大の秘訣です。

 


 

 

4️⃣ 定期検診でわかること

 

 

  • 小さな虫歯の有無
  • 歯ぐきの状態(歯周病のチェック)
  • 歯石の有無
  • 歯磨きのクセ
  • 詰め物・被せ物の不具合

 

定期的なチェックにより、トラブルの種を早めに取り除くことができます。

 


 

 

まとめ

 

「痛くないうちに歯医者へ行く」ことは、

✅ 治療を簡単に済ませられる

✅ 痛みや治療の負担を減らせる

✅ 歯を長持ちさせる

ために、とても大切なことです。

「何も症状がないのに歯医者に行っていいのかな?」と思われる方こそ、ぜひ定期検診でお口の健康を守りましょう。気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。


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